石橋叩渡

アラフォーからのライフスタイルを考える。あと物欲。冬の仕事の閑散期を利用してブログを書いて脳内整理。忙しくなったので更新縮小。

70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本

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3月20日 春分の日の夜に突然、母親の呂律がまわらなくなり市民病院に救急車で搬送。
救急外来で左脳くも膜下出血と診断され、「状況がさらに悪化すれば今晩中に命を落とすかもしれない」 と告げられました。
そこから何とか持ちこたえてくれたのですが、半身不随、言語能力もなく、意識はあっても息子と旦那を理解してるのかよく分からない現状なのですが、本日市民病院から介護老人保健施設に移る事になり多少は父共々、肩の荷が下りた気分になれました。

母が入院した数日は色々と考えなくてもいい事まで考えてしまい、毎朝勤め先の仲の良いパートさんに母に対してやってやれなかった事を懺悔を聞いてもらい毎日号泣。

中学来の友達のひとりはうちの母が運ばれた日の一週間前に父親が脳卒中で倒れて、情報交換・互いの傷を舐めあう為にファミレスで待ち合わせ。
「数年ぶりに会ったのに、話題の内容が倒れた親の話かよ」
と二人して苦笑。

実は中学来の友達の親が脳卒中で倒れたのは自分の母含めて4人目。
親の葬式や介護の心配をしなくちゃいけない歳になったんだなぁ。

一時は何もやる気も起らず悶々としてたのですが、憂鬱な気分でも前に進まなきゃならないと思って買ったキンドル本がこれ。

母の死、父の介護が一度にやってきた著者のエッセイ漫画本。
延命措置をするかしないか、親の通帳の暗証番号や定期預金、健康保険を知っておく、葬式はどうするか、葬式に誰を呼ぶか。
諸々。
事前にやっおけば、知っていれば良かったという経験からくる内容が参考になりました。
また、介護保険制度についても説明が載っていたので、病院や市役所での説明を受けてからの手続きがスムーズに出来たと思います。
やっぱり、事前に知識が有るのと無い差は大きいと感じました。
手続きのメインとして父を立てつつも、病院や介護施設での担当者との応答は自分が行い、口下手な父をフォロー出来て良かったです。

今後は父と今後の互いが死んだ時の対応を話し合っておこうと思います。