食われる前に 食えっ!
どうも、幼少の頃にみた仮面ライダーは仮面ライダー 新(スカイライダー)と仮面ライダー スーパー1です。
今月は月額有料会員のアマゾンプライムに入りました。
お急ぎ便が無料で一般会員より荷が早く届いたり、色々と恩恵があるのですが、ずっと見たかったプライムビデオの仮面ライダーアマゾンズがあまりに面白くて配信分一気に観賞完了。
12話、混迷極まるクライマックスから次回予告のテンションがあんまりにも高すぎて最終回配信が待ち遠しすぎます。
アメコミヒーロー映画が大人でも観賞出来るように作ってあって、しっかりエンターテイメント作品として面白く、「日本のヒーローもこんなテイストで作って欲しいな」と歯ぎしりするほど羨ましく思っていました。
平成ガメラ三部作や平成ライダーの第一作の仮面ライダークウガは大人でも面白くドラマも深く、そんなテイストの作品の再来をずっと待ち焦がれてた所にドンピシャ以上の物が来てくれたのが本当に嬉しい。
製薬会社が作った実験体アマゾン4000体が事故で街に放たれた。
食人本能で人間を襲うアマゾンを人知れず狩る駆除班と主役二人のアマゾンの物語。
怪人の呼称がアマゾンとなり、敵も味方も異形生物はアマゾン。
TVヒーロー番組のような勧善懲悪モノではなく、フォーマット的には海外ドラマ的な複数登場人物が入り乱れる群像劇。
大体、ヒキの展開で次回に続くのは卑怯だ!
アマゾンに食人衝動がある設定をみるとアメリカではポピュラーなゾンビ物っぽくもある。
30、40代男性がターゲットなのでシナリオも映像もハード展開で見ててハラハラする。
頭踏みつぶしやら、胴体両断、アマゾンの食人シーン…。
ある程度マイルドにはなってるんだけど、規制だらけのTVの子供番組ではやれない演出に見応えがある。
アマゾンの存在が疑われる建物に踏み込んだ所、そこに居たのは快楽殺人者で駆除班の女性隊員がマウントポジョンでフルボッコで殴られ、駆除班のアマゾンも鉄パイプでボコボコにされるのなんてヒーロー物じゃねぇ!。
Amazon japanに「アマゾンライダーのリブート作らないか?」と持ち込んだ東映も洒落が分かってるし、海外視野も狙えようなコンテンツに仕上げた所は感心。
Amazonとしても、自分のようなオタク中年を狙い撃ちにプライム会員に引き込んだり、変身ベルトの販売を独占や、主題歌の先行配信。
本当に上手く商売出来てると思った。
今週の金曜日に最終回配信。
来春にはシーズン2配信決定。
7月にはBS朝日で放送決定(どんだけカットするんだろう?)。
BS放送にはOPがついて30分枠再編集版でも録画してみちゃいそうだし、シーズン2も楽しみです。
ただ、不満が一つ…。
野生のアマゾンアルファのスーツデザインのカッコ良さ、鷹山仁のヒーローらしからぬ風貌が気に入っていたのに、アルファの出番がイマイチなんですよねぇ…。