石橋叩渡

アラフォーからのライフスタイルを考える。あと物欲。冬の仕事の閑散期を利用してブログを書いて脳内整理。忙しくなったので更新縮小。

あなたの話はなぜ「通じない」のか

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キンドルセールの書籍で評価が良かったので買ってみた。

上下関係や考えの違いからで、意思相通がとれずにもどかしい思いをするのは、誰もがあると思います。

この本では大前提として、
「まず日頃からの人との関わり合いの中で自分というメディアの信頼性を高める必要がある」
と説いてありました。

偽りのない素の自分自身が他人に「あの人の言うことは信用できる」と認識されていれば意思疎通で困る事はない。

とはいえ、他人との信頼を築くのは時間が掛かり、崩れやすい物でもある。
著者は普段日頃からのコミュニケーションでどうすれば信頼を得られるか、実体験や例をあげて詳しく説明していてとても分かり易かった。

間違った事をしている人に正論振りかざして否定してしまうと、上から目線で正論で斬り捨てられてた側は確実に傷つく。
だから、自分の体験談を含めたりして、相手が共感出来るような伝え方をしなければならない。
そうやって、共感出来る点を見出して相手の信頼を得ていく。

自分自身では到底辿り着けない著者の考えがとても参考になりました。
それと共に信頼を得る事の難しさを改めて実感。


人の性格はそれぞれ。
十人十色。
百人集まれば百人性格が違うかもしれない。
自分の根本的な性格というのは思春期の頃に形成されて、それは大幅にぶれる事は無いと思っています。
几帳面、雑、短気、のんびり。
勤め先で人間観察してると、それぞれ人のキャラクターというか、大体性格は一貫してるんですよね。

そういう自分も自分自身の性格はわかっているし、今後もぶれる事なく変える事も出来ないと思います。
ただ、こういう知識を得てある程度は円滑なコミュニケーションがとれれば、性格の悪い部分のカバーにもなるかもしれません。

以前の梅原著書にあった一日一段の成長。
それが一番大事だと思います。